みはらんメルマガ  ■ 2010年 8月 1日発行 ■
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みはらん メルマガ:三原市ふるさと情報発信事業推進協議会

【今月の掲載内容】
第35回三原やっさ祭り 8/6(金)より開催
ふるさと三原への手紙 ・・・ 加納達則さん
トライアスロンさぎしま大会 8/22開催
本郷沼田川あゆまつり 8/1開催
ちんこんかん(県無形民俗文化財) 8/16開催
ここどこ?!みはらクイズ
三原の郷土料理レシピ「ところてん」
特派員投稿記事 トロ〜リトロトロがたまらない 大阪 たこ焼き

第35回三原やっさ祭り 8/6(金)より開催

第35回三原やっさ祭り

 三原の夏を彩る第35回三原やっさ祭りが、8月6日(金)・7日(土)・8日(日)の3日間開催されます。
 6日(金)には、スペシャルゲスト?!のアントキの猪木も登場!!
 7日(土)は、子どもやっさ、三原やっさ踊りを!!!
 8日(日)には、大玉36発を含む約6,500発の花火が三原の夜空を彩ります。
 詳しくは、やっさ祭りホームページをご覧ください。

 ※インターネットライブ中継も予定しています → らいぶ りれい みはら

公式ホームページ http://www.yassa.net/


ふるさと三原への手紙 ・・・ 加納達則さん
〜イタリアを中心に世界で活躍する現代美術アーティスト〜

 4章 セコンドピアット
ガリポリのズッパ・ディ・ペッシェ 7月号の続編より

 どこの海辺国にも余った魚(あくまでも活きのいい余り物、俗にアラと呼ばれるものです)
を煮込む料理法はあると思います。南フランスでは、これと似たものをブイアベースと呼びます。
 カリブ海沿岸で食べたものは、強烈な辛さに熱々スープ。赤道近くの強烈な太陽に焼かれた体には、心地いい刺激でした。
 これもやはりズッパ・デ・ペシュと呼んでいました。

 世界に冠たる三原近辺では、「煮しめ」とだけ呼ばれていたと思います。もちろん、残り物の魚と季節の野菜で醤油味です。
 子どもの頃は、飽きる程食べさせられた思い出があります。こちらでは醤油の代わりにトマトとオリーブオイル、それと香辛料です。

 それと対比させたいのが、今回のメニューのズッパ・ディ・ペシェ。
 トスカーナ州の海岸線。ピサ辺りではカチュッコと呼び名が変わります。そこで今回登場するのは、南イタリアプーリア州のガリポリ。
 残り物の魚に慣れ親しんでいる私をうならせたこの逸品です。

 それは、84年の復活祭の休暇に出掛けた南イタリアスケッチ旅行。気まぐれで途中下車した海辺の町ガリポリ。
 久々の潮の香りを吸い込み、直感で入り込んだ港のトラトリア。5・6品しか無いメニューから、主人から勧められたズッパ・ディ・ペッシェ。
 通りの入口から2、3段降りた薄暗い土間の当たりから、港の匂いと相まって漂うとろりとした空気。丈夫一式の手垢のしみ込んだ黒光りしたテーブル。
 アドリア海の外光に反射する白い家並から、やっと視覚が元に戻り、暗がりの食堂の風景をじっくり眺めていると、地酒の白ワインの頭越しに、大人の手のひら大の耐熱土鍋に盛られた料理が、地元で焼いたパン、それとパーネ プリエーゼが一緒に運ばれてきました。
 南イタリア特産、極小の完熟トマトから作った、スープの波打ち際。芳香な湯気の向こうに浮かんでいるのが鰻のおかしら。「…!?」

 イタリアでも鰻は食べます。しかしアタマは食べません。潮の香りと、部屋に漂う空気の匂い。
 そして、魚のお頭からくる視覚的な刺激は、遠い過去の記憶を解き放してくれました。
 何とも説明できない恍惚とした快感です。
 これは、遠い昔の煮しめの記憶が蘇ってきました。私は「失われた時」を取り戻す事ができたのです。
 これには、子どもの時分を思い出し合掌。ブォナ ペティートと呟いてしまいました。
 ちなみにこの言葉は、日本語で「いただきます」を指しますが、キリスト教者は、胸に十字を切って創造主に対してお祈りをします。
 このブォナ ペティートとは、「快食イタシマショウ」くらいの軽さです。
 それでは、次回セコンドピアットに続きます。

追記
 私の所見では、魚も肉と同じで、骨の近くにある身がやはり一番おいしい部分と思われます。
 肉、魚どちらも精通されておられる皆さんには、甚だ蛇足の感はあります。
 魚を主要なタンパク源としてきた民族は、太古から承知していたと思います。
 前回の、「肉食獣のための肉」ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを参照してください。


加納 達則加納 達則(1954年 三原市糸崎出身)
http://www.tatsunorikano.info

(写真) 果たして、コレはどこでしょう?

2003年制作の作品部分。
1983年のプーリャでの旅行でズッパ ディ ペッシェの他にもこんなイメージの蓄積もしていました。
それ以前から、どこかにしまい込んでいたのでしょう。

消化吸収には時間がかかります。
そして、それが形に成るにはもっと時間がかかります。


トライアスロンさぎしま大会

 
トライアスロンさぎしま大会 トライアスロンさぎしま大会が、8/22(日) 午後10時スタートします。
 佐木島をあげての一大イベントで、全国各地から300名を超えるアスリート達が熱戦を繰り広げます。
 是非応援にお越しください!!

競技概要
※申込締切


本郷沼田川あゆまつり

 
本郷沼田川あゆまつり 沼田川の豊かな自然を知ってもらおうと、本郷沼田川漁協が毎年夏恒例のイベントとして「本郷沼田川あゆまつり」を、8/1(日) 沼田川河川敷(本郷町船木)で開催します。
 多くの家族連れが訪れ、アユのつかみ取りに挑戦したり、アユの塩焼きや炊き込みご飯を味わっています。


ちんこんかん(県無形民俗文化財)

 
ちんこんかん(県無形民俗文化財) ちんこんかんは、毎年8月16日、新倉町牛神社(大須賀神社)の例祭日に奉納される踊りです。
 赤い衣装と鬼面をつけ、小さな破魔弓を持った大鬼と、六尺棒を持った小鬼が、大太鼓、小太鼓、鉦にあわせて力強く踊ります。


ここどこ?!みはらクイズ

この写真は、ある三原市の公共施設付近から撮影したものです。
どの施設の付近から撮影したものでしょうか?

1.三原市棲真寺山オートキャンプ場    2.三原市立大和図書館    3.よがんす白竜

正解は、メルマガの最後に掲載


三原の郷土料理レシピ「ところてん」

ところてん 「心太」と書いて「ところてん」と読みます。
 暑い時期、すぐに食べられるおやつや軽食として古くから親しまれてきました。酢醤油とからし、または黒蜜をかけて食べるのが一般的ですが、最近では野菜と一緒にドレッシングをかけてサラダにしたり、果物と一緒に盛り付けてデザートにしたりと、様々な食べ方をされています。
 郷土料理として家庭で作られることは少しずつ減ってきていますが、生のてんぐさを使った作りたてのところてんは、磯の風味豊かで夏を感じさせてくれる一品です。
 梅雨が明け、盛夏を迎えるこれからの時季、暑気払いにところてんはいかがでしょうか。

材料(十人分)
てんぐさ
50g
7カップ半
小さじ2
 
大さじ1/2
醤油
大さじ1/2
からし
少々
  1. てんぐさをよく洗い、水の中に入れて強火で煮る。
  2. 沸騰したら、酢を加え弱火で30〜40分煮る。
  3. ざるに布巾を置き、煮汁をこす。
  4. c.を型に入れて固め、好みの形、大きさに切る。ところてんつきでついてもよい。
  5. 酢と醤油を合わせて酢醤油を作る。酢醤油、からしなどをお好みでつけていただく。



ここどこ?!クイズ正解

正解は、3.よがんす白竜です。

よがんす白竜は道の駅で、大和地域特産のハトムギを使った料理を味わうことができます。また、特産品などの販売コーナーもあり、大和町特産のハトムギ製品をはじめ、いろんな種類があります。


特派員投稿記事
トロ〜リトロトロがたまらない 大阪 たこ焼き

ここどこクイズでご紹介した、道の駅よがんす白竜。
この道の駅の道路向かいに、大阪たこ焼きがあります。
どんな味なのか食べてみると、トロ〜リトロトロの生地がたまらない味のたこ焼きでした。
かなーり美味でした。
6個入り、8個入り、12個入りなどお腹と相談しながら注文できるのも○です!ソースもいろいろ選べるようです。
値段は・・・リサーチ不足・・・。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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