みはらんメルマガ  ■ 2010年 10月 1日発行 ■
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みはらん メルマガ:三原市ふるさと情報発信事業推進協議会

【今月の掲載内容】
ふるさと大使 川原正敏さん 月刊少年マガジンで、三原を舞台に新連載スタート!
ふるさと三原への手紙 ・・・ 加納達則さん
10月の三原市はイベントが盛りだくさん!
三原駅前市民広場で、仲秋の名月あかりプロジェクト開催
ここどこ?!みはらクイズ
三原の郷土料理レシピ「栗ごはん」
特派員投稿記事 「PRF Story.03 in ポポロ」を10/16開催

ふるさと大使 川原正敏さん(漫画家)
月刊少年マガジン(講談社)で、
     三原を舞台に新連載スタート!

 昨年ふるさと大使に任命された川原正敏さん。月刊少年マガジン(講談社)12月号(11/6発売)から、三原を舞台にしたサッカー漫画の新連載がスタートします。
 タイトルは「ふでかげ」。
 人気作「修羅の門」で陸奥九十九と死闘を繰り広げた、神武館南米王者イグナシオ・ダ・シルバ。
 圧倒的なパワーを誇る空手家は、同時に天才的なフットボーラーだった!
 ブラジル代表の救世主とも呼ばれるようになった男が才能を認める少年が、三原に帰ってくる!!

 川原正敏さんは、1960年生まれの50歳。「修羅の門」「修羅の刻」など描かれる作品は、男気を感じる格闘シーンが多く、読者の気持ちをしっかりつかんでいます。

 ふるさと大使として、作品を通じ三原を全国に発信する川原正敏さんを、みんなで応援しましょう!

  ◆三原市ふるさと大使について


ふるさと三原への手紙 ・・・ 加納達則さん
〜イタリアを中心に世界で活躍する現代美術アーティスト〜

 ディノ・ガヴィーナの思いで
ボローニャ現代美術館での回顧展によせて。

 ボローニャは束の間の秋を迎えました。既に日本も涼しくなっている頃と思います。
 今回は少し方向を変えて、この手紙を書いてみます。
 あまり食べることについては書かれていません。文章も大変読みづらいかも知れません。

 現在の私の仕事の方向付けと、身の施し方を教わったのは、ディノ・ガィーナと今年3月に亡くなられた建築家の高濱和秀先生です。
 いつか、高濱先生のことについて書かねばならない時がきます。しかし、その2年前に亡くなった朋友ディノ・ヴィーナについて書いてみたいと思います。
 彼とは1986年、ボローニャ・アートフェアで作品を買って頂いたのが知り合ったきっかけです。それ以来、2007年亡くなるまでの付き合いでした。

 9月22日よりボローニャ現代美術館で開催されているディノ・ガヴィーナ(1922-2007ボローニャ没)回顧展によせて、彼の思い出をたどってみます。
 ガヴィーナについては、日本の大学の建築学科の授業でも登場しないくらい日本では知られていません。
 しかし、デザインとファッション大国イタリアの美術教科書には、現代デザイン建築の教祖的な存在として登場しています。

 待ち合わせは彼の自宅でした。しばしば土曜日の朝10時30分頃、彼の予期せぬ授業が始まります。
 そのようにしてよく彼の自宅を尋ねたものでした。
 気分よく、散歩がてらにまずは近くの本屋。それから、ピアッツア・マッジョーレの青物市場に行くのがお決まりの道順です。
 時には、そのまま昼食をごちそうになることなどもありました。
時たま(多分?)機嫌の悪い時、つまらない電話があったりして、突然凄い雷が落ちたりしていました。
 最初は、彼の異常なまでのけんまくに驚いてしまいました。しかし、これが彼の生命の根源であることを了解しました。
 しばらくして散歩の途中など、ルーチョ・フォンターナ、カルロ・スカルパ、高濱和秀、マルセル・デュシャン、マン・レイ、アルベルト・ジャコメッティーなどとの交友の話を聞かせてもらいました。 
 彼らは、世紀を代表する芸術家、建築家とデザインの接点を求めて、1970年にデュシャンセンターをボローニャに創設。数々の作品を生み出したのは有名です。
 時に、質問の内容が的を得たものであれば、まったく予期しなかった揺るがない豊かさで答えが返ってきました。
 彼の話には、常に興味と感動がありました。それは彼の視点が、個々の作家の持つ人間性を良く捉えていたからだと思います。
 その長い年月には、色々な日常生活のことなどがありました。
 折に触れ、料理の作り方から、服装(1)に関してまで教えてもらいました。
 あるとき私の家内が、栗のケーキを焼いてガヴィーナにこと付けました。それは彼の好物であることを知っていたからです。
 まずは、彼女に丁重に礼を言っておいて、それからケーキを観察します。そして栗のケーキを例に取り、話の内容に深い確信と、豊かな例え話で満たしてしまいます。
 しばしば、自分で作らなければ…と思ってくるのです。
 別の言い方をすれば、アーティストは全ての物を尊重し、かつその作り方も知っていれば良い…教養をより幅広く持つ事だ、と教えてもらったように思います。
 考えの基本は、必要から伴う実践。そこから得た直接経験です。その経験の過程で動き、知識に対する愛情、それ故の行動は、実際的な知識で、理論ではないと言えます。
 この教えは、古代中国の賢人の言葉を思い出させてくれます。
 『万巻の書を読みて、万里の道を行かずんば画祖と呼ぶべからず』
 ガィーナとの対話は、全て師の考えを読むことから始まりました。
 そのことは、真のマエストロ(師匠)と呼べると確信します。
 その教えていることは、私の旅行が日本とイタリアにまたがり、未だに完結していないその創作活動に栄養を与えてくれていたのです。
 よく考えてみると、そして考えてみれば、ガヴィーナはアーティストにとって、日常の経験は旧約聖書のマンナ(2)に匹敵する価値を持っていたと考えていたようです。

加納 達則加納 達則(1954年 三原市糸崎出身)
http://www.tatsunorikano.info

 

 

(1)『芸術は流行に反する事です。』 
(2)古代ユダヤの民がエジプトを脱出40年の砂漠で苦難の放浪を続けている時に空から降って来た神から授かったパン。

追記.11月5日よりボローニャ現代美術館とのコラボレーションでディノ・ガヴィーナ追悼個展をコッキ文化財団の協賛で開催します。
11月27日より東京銀座中山画廊にて2週間の個展です。
読者の皆様のお越しお待ちしております。



10月の三原市はイベントが盛りだくさん!

10月の三原市は、いろんなイベントが開催されます。是非皆さん多数ご来場ください。

行事名
開催日
開催場所
市民体育大会
10日(日)
陸上競技場
防犯「少年・少女球技大会」
16日(土)
三原運動公園
例祭・場の魚(ばのうお)
17日(日)
久井稲生神社
だいわ元気まつり
17日(日)
白竜湖スポーツ村公園
ひろしま空の日ふれあい秋まつり
17日(日)
広島空港及び広島空港周辺地域
市民協働のまちづくりフォーラム
23日(土)
リージョンプラザ
生涯学習フェスティバル
23日(土)・24日(日)
リージョンプラザほか
保健・福祉まつり
23日(土)・24日(日)
サン・シープラザ
ほんごう文化祭
23日(土)・24日(日)
本郷生涯学習センター
三原臨空商工まつり
23日(土)・24日(日)
本郷生涯学習センター
三原教育フェスティバル
23日(土)
リージョンプラザ
“夢を開こう”三原弁論大会
30日(土)
本郷生涯学習センター
三原市中学生英語スピーチコンテスト
30日(土)
本郷生涯学習センター
久井ウッシッシ祭
31日(日)
久井町江木商店街周辺

三原駅前市民広場で、仲秋の名月あかりプロジェクト開催

仲秋の名月あかりプロジェクト 三原市民の憩いの広場「三原駅前市民広場」において9月25日(土)「仲秋の名月あかりプロジェクト」が、NPO法人ちゃんくすの主催により行われました。この催しは、もともと9月22日予定していたものが雨で延期開催されたもの。プロジェクトでは、キャンドルを約1000個点灯や地元ジャズバンドの生演奏が行われた他、飲食ブース等も設置されました。
 当日は、18時からボランティア等によりキャンドルに点灯し、約30分後には用意された全てのキャンドルが綺麗に点灯しました。
 キャンドルは月の中に兎がいるような模様に並べられたものの他、いろなデザインで並べられ広場は美しい光に包まれました。
 参加者からは、「とても綺麗だった。また次も企画して欲しい。」といった声が多く寄せられ大変好評な催しとなりました。


ここどこ?!みはらクイズ

この写真は、三原市のある場所から撮影したものです。
どのから撮影したものでしょうか?

1.宗光寺付近   2.大善寺付近    3.順勝寺付近

正解は、メルマガの最後に掲載


三原の郷土料理レシピ「栗ごはん」

栗ごはん  夏の暑さも少し和らぎ、秋らしさを感じるようになると、そろそろ食べたくなるのが栗ごはんではないでしょうか。栗は、さつま芋と並んで、特に女性に好まれる秋の味覚だと言われています。
材料の栗を集める栗拾いは秋の行楽としておなじみですね。子どもの頃、幼稚園や学校の行事で楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。栗は、皮をむくのに手間がかかりますが、そのぶん出来上がった栗ごはんを食べる喜びはひとしおです。最近では、皮をむいてある栗が市販されているので、簡単に作ることもできます。
子どもから大人まで皆に喜ばれる、秋の食卓に登場させたいメニューの一つです。

材料(一人分)
1/2合
3個
小さじ1/4
みりん
小さじ1
  1. 栗は鬼皮、渋皮をそれぞれむいて1個を4つ割りにし、10分ほど水にさらします。
  2. 米は洗ってざるにあげ、炊飯器に水を注いで30分位おき、塩、みりんをいれ、栗をのせて炊きます。
  3. 炊き上がったら10分ほど蒸らし、上下を返すように混ぜます。


ここどこ?!クイズ正解

順勝寺 正解は、西町にある「3.順勝寺付近」です。
 順勝寺の西側の道を通り月見幼稚園への道の途中で撮影したものです。
 順勝寺は、浄土真宗本願寺派。
 文明年中(1469〜)田坂善應が本郷高山城下に建てた禅宗淳昌寺で文明3年(1471)浄土真宗に改宗、順勝寺と改称。現本堂は延享4年(1747)の再建されたものです。山門(市重文)は三原城内にあった御作事奉行所門を移築したもので、永禄から天正(1558〜)の作と推定されます。


特派員「かじかびょうぶ さん」の投稿記事
『PRF Story.03 in ポポロ』

 
 三原市明神に、Reminisce(レミニス)と言う、雑貨やベビーグッズなどを販売する小さなお店があります。ハンドメイド雑貨の委託販売もされているそうで、とても温かい雰囲気の素敵なお店です。
 Reminisceでは、「三原で楽しいイベントを!」との思いから、市内外の作家さんに呼び掛け、イベントを企画中です。第3回目となる今回は三原市芸術文化センター ポポロのホワイエを貸切り、ハンドメイド雑貨の販売・フリーマーケット・参加型ワークショップ・お弁当コンテストなど、楽しい催しをたくさん企画されています。名づけて「PFR Story.03 in ポポロ」。
 三原に多くの人が集い、地域を元気にするイベントに、皆さんも出かけてみませんか?
 当日はイクちゃん(こども未来づくり・広島応援隊のイメージキャラクター)も来場予定!わたくし、かじかびょうぶは、三原市在住の陶芸作家さんの焼き物を購入したいと思っています。

★日時 2010年10月16日(土)10:00〜16:00
★場所 三原市芸術文化センター ポポロ ホワイエ (三原市宮浦二丁目1番1号)

■お問い合わせ先
  Reminisce(レミニス)内 PFR 事務局
  三原市明神2-15-7 (TEL/FAX 0848-67-1208)
  ブログ http://reminisceaika.blog70.fc2.com/
  メール pfr@reminisce-mihara.com


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

発行者:三原市ふるさと情報発信事業推進協議会