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御調八幡宮 みつきはちまんぐう
備後国総鎮護御調八幡宮は、神護景雲3(769)年、臣下の身で帝位を望んだ道鏡の野心を、宇佐八幡宮の神託を得て退けた和気清麻呂公が直諌の罪により大隅国へ流されたとき、姉法均尼(和気広虫姫)は備後国に配流されこの地に流謫(るたく)の身を留め、斉戒沐浴、円鏡を御神体として、宇佐八幡大神を勧請して清麻呂の雪寃を祈願したことを創祀とするといわれています。

宝亀8(777)年、参議藤原百川が社殿を造営し封戸を割いて社領に当てたといわれ、また、保元3(1158)、年の官宣旨により石清水八幡宮の別宮となり、八幡庄の鎮守神として、また備後総鎮護の神社として崇信され、往時は随分栄えた神社であります。天正年間には、豊臣秀吉が三原城に滞在中参拝し、境内に桜樹を手植えしたと伝えられ、国の重要文化財、木造狛犬及び古版木、阿弥陀経等多く保存されています。

シイの天然林に囲まれた権現作りの御調八幡宮社殿。社叢は、県の天然記念物に指定されています。
御調八幡宮 社殿 室町時代、足利義政によって寄進されたという御調八幡宮の木造狛犬(こまいぬ)。国の重要文化財となっています。
基本情報
住所広島県三原市八幡町宮内7
お問い合わせ先0848-65-8652
料金など無料
駐車場有 50台
アクセス山陽自動車道三原久井ICから車で10分。
トイレ
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